日本ヒューレット・パッカードは23日、法人向けノートPCの15.6インチワイド液晶パネル搭載モデル「HP ProBook 6550b/CT Notebook PC」と14インチワイド液晶パネル搭載モデル「HP ProBook 4420s/CT Notebook PC」を発表した。
日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)は、法人向けノートPCの15.6インチワイド液晶パネル搭載モデル「HP ProBook 6550b/CT Notebook PC」(以下、6550b/CT)と14.0インチワイド液晶パネル搭載モデル「HP ProBook 4420s/CT Notebook PC」(以下、4420s/CT)を発表した。目的や予算に合わせてカスタマイズが可能なCTO(注文仕様生産)モデルとして、日本HPのオンラインストア「HP Directplus」(
http://www.hp.com/jp/directplus/)などで、6550b/CTは本日23日から、4420s/CTは7月上旬から販売を開始する。
●幅広いカスタマイズに対応する信頼性の高いビジネスノート「6550b/CT」
6550b/CTの特徴としては、まず豊富なカスタマイズオプションが挙げられる。CPUはCeleronからCore i7まで幅広く、液晶ディスプレイの解像度やHDD/SSDのストレージ、光学式ドライブの種類、ポインティングデバイス、指紋認証センサー、無線LANやBluetooth、モデム、Webカメラの有無、搭載できるOS、キーボードまで、多彩な選択肢が用意される。
セキュリティ面も充実している。セキュリティチップTPM1.2を標準搭載し、豊富なセキュリティ機能を統合する「HP Protect Toolsセキュリティマネージャー」をプリインストールする。また、ベースフレームに軽量で強度の高いマグネシウム合金を採用し、HDDを振動や衝撃から守る「HP 3Dドライブガード」や、ディスプレイを傷や破損から守る「HPパネルプロテクションシステム」を搭載するなど、堅牢性も十分配慮されている。
●使いやすいサイズの省スペースノート「4420s/CT」
4420s/CTは、同社の「HP ProBookシリーズ」初の14インチワイド液晶パネル搭載モデルとなる。モバイル用途に特化したモデルより大画面で使いやすく、テンキー付きキーボードを搭載した大画面モデルよりもコンパクトで省スペースだ。トップカバーには、ヘアライン加工を施した酸化アルミニウム素材を採用し、高級感のある外観と堅牢性を兼ね備えている。また、ボディカラーはキャビアブラックとボルドーレッドの2種類から選択可能。ハードウェア構成は、液晶パネルサイズと筐体を除き、4月発売の「HP ProBook 4320s/CT Notebook PC」とほぼ共通している。そのほか、前述のHP Protect Toolsセキュリティマネージャーなど、ビジネスの効率と信頼性を向上する同社独自のソフトウェアを多数搭載している。
表1 製品価格と販売開始日 |
製品名 | HP Directplus価格(税込み) | 販売開始日 |
HP ProBook 6550b/CT Notebook PC | 75,600円~ | 6月23日 |
HP ProBook 4420s/CT Notebook PC | 63,000円~ | 7月上旬 |