- 2026/05/13 掲載
Chromeがついに“見るだけブラウザ”卒業…Geminiで要約も操作の自動化も全部入りに
米グーグル、Android版Chromeに「Gemini 3.1」実装 画像生成や自動操作機能を追加
米グーグルは6月、Android版ブラウザ「Chrome」に対して新たなAI機能を実装する。同社の最新モデル「Gemini 3.1」を基盤としており、モバイル体験の向上を目的としている。新機能により、ブラウジングを支援する「Gemini in Chrome」や、自律的な操作を実現する「auto browse」がスマートフォン上で利用可能となる。Gemini in ChromeはAIブラウジングアシスタントとして機能し、閲覧中のウェブページの内容を解釈する。Chromeのツールバー右上に配置されたGeminiアイコンをクリックすると、画面下部に専用インターフェースが起動する。ユーザーは別のアプリに切り替えることなく、表示中のウェブページに関する質問や長文記事の要約、複雑なトピックの解説を求めることができる。同機能は他のグーグル製アプリと連携する生産性向上ツールとしても機能し、カレンダーへの予定追加、レシピ材料の「Keep」への保存、「Gmail」内の特定情報の検索といったタスクを実行できる。
ユーザーが「Personal Intelligence」機能を有効にした場合は、個人の趣味や関心事、家族やペットに関する情報を加味した回答を提供する。画像処理領域では「Nano Banana」技術を活用し、Chrome上で直接ビジュアルを作成したりウェブ上の画像をカスタマイズしたりできる。学習用ページをインフォグラフィックに変換するよう指示したり、空室物件の画像に家具を配置したイメージ図を作成するよう求めたりすることが可能だ。さらに、日常的なウェブ操作を自動化するauto browse機能がAndroid向けに初めて導入される。電子チケット情報をもとに駐車場予約サービス「SpotHero」で空き枠を確保したり、オンラインショップ「Chewy」での注文内容を変更したりといった一連の作業をChromeに委任できる。
これらの新機能は、プロンプトインジェクションなどの脅威を防ぐデスクトップ版と同等のセキュリティ機能を備えている。購入手続きやソーシャルメディアへの投稿といった機密性の高いタスクを実行する前には、ユーザーに事前確認を求める設計となっている。提供時期について、Gemini in Chromeは6月末より、Android 12以降のOSを搭載した米国の一部端末を対象に順次展開される。auto browse機能は、同条件の端末を利用する米国の「AI Pro」および「Ultra」のサブスクライバー向けに同時期に提供が開始される。
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