JEITAの発表によれば、2010年10月の国内PC出荷台数は99万9千台で前年比139.6%で、14か月連続で前年比を上回る結果となった。さらに11か月連続で2桁(10%以上の)伸張となった。
出荷台数のうち、デスクトップPCは35万4千台で同180.3%、ノートPCは64万5千台で同124.3%で、ノート型PCの比率は64.6%だった。
用途別では、法人向けが好調で前年の2倍以上の出荷台数となった。企業収益の改善による投資の持ち直しに加え、これまでプリインストール版として選択できたWindows XPが9月から10月にかけて終了されたことに伴う駆け込み需要があったという。個人向けでは地上デジタルチューナ搭載モデルが継続して伸び、前年を上回った。
調査対象は、アップルジャパン、NEC、オンキヨー、シャープ、セイコーエプソン、ソニー、東芝、パナソニック、日立製作所、富士通、三菱電機インフォメーションテクノロジー、ユニットコム、レノボ・ジャパンの13社。