• 2025/10/27 掲載

マイクロソフト自身が解説、「Copilot」の“超有効”な活用方法とは?

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ChatGPTはじめ、生成AIは今やあらゆるビジネスパーソンにとって生産性を高める身近なツールとなっている。こうした中、マイクロソフトは、「Microsoft Copilot」をAI活用の中心に据え、「AIのユーザーインターフェース(UI)」としてユーザーが専門知識を意識することなくAIを活用できる環境を整えてきた。このCopilotをどのように活用すればいいのか。日本マイクロソフト デバイスパートナーセールス事業本部の中園 謙氏が「HP Partner Communication 2025」で最新機能と活用方法、新たな可能性を紹介した。
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マイクロソフトはCopilotを「AIのUI」と位置付ける
(出典:日本マイクロソフト提供資料)

およそ半分の中小企業が生成AIで業務効率化

 生成AIの登場は、世界の働き方を短期間で大きく変えている。ChatGPTは公開からわずか3カ月で1億ユーザーを獲得し、インターネット(7年)、携帯電話(16年)、ソーシャルメディア(Facebook:4.5年)といった過去のテクノロジー普及スピードを凌駕した。このスピード感は、AIがもはや一部の技術者だけのものではなく、あらゆるビジネスパーソンにとって日常的なツールとなりつつあることを示している。

 実際、総務省の「国内外における最新の情報通信技術の研究開発及びデジタル活用の動向に関する調査研究」(2024年)では、企業の生成AI活用に対する関心が急速に高まっていると報告されている。

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日本マイクロソフト デバイスパートナーセールス事業本部 中園 謙氏

 中園氏は、日本政策金融公庫が2025年5月に発表した「デジタル化に取り組む中小企業の実態に関する調査」の結果を引用。これによれば、生成AIを業務に活用している中小企業は47%に達し、その具体的な成果として「業務の効率化」を挙げた割合は82%にのぼった。

「さらに、マイクロソフトが公表した『2025 Work Trend Index』では、リーダーの79%が『今後12~18カ月以内にデジタルワークフォースを拡大する』と回答しています」(中園氏)

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【図解付きで全文読む】
AIは生産性を底上げする存在になりつつある
(出典:日本マイクロソフト提供資料)

 こうしたデータから、AIが単なる業務支援ツールを超えて、労働力を補完し、組織の生産性そのものを底上げする存在になりつつあることが分かる。「AIは特定の人材だけでなく、すべてのビジネスパーソンにとって身近な存在になりつつあります」と中園氏は強調した。 【次ページ】AIの“UI”となる?「Microsoft Copilot」の本質とは
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