• 2011/01/24 掲載

三菱商事、総額約28億ドルのインドネシア液化天然ガス(LNG)プロジェクトを主導

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三菱商事は、インドネシアの液化天然ガス(LNG)プロジェクトにおいて、主導的な立場で投資を行うと最終決定した。
 インドネシアは、東南アジアで最大の天然ガス資源国であり世界第3位のLNG輸出国。今回のプロジェクトは、インドネシア国内で第4のLNGプロジェクトとなり、三菱商事が51%出資するドンギ・スノロLNG社(以下、DSLNG社)が事業主体となる。プロジェクトの総投資額は、約28億ドル(約2,300億円)、三菱商事としては、最大株主となって事業を主導する初のLNGプロジェクトになるという。

 2014年より年間約200万トンのLNGおよび随伴コンデンセート(原油換算で1日あたり約47,000バレル)の製造、販売を開始。販売先は、中部電力および九州電力と長期取引の基本合意をしており、韓国ガス公社と長期取引契約の交渉最終段階に入っている。LNGプラント建設のEPC契約(設計、調達、建設を含む一括請負契約)は日揮との間で締結する。

 DSLNG社は、三菱商事およびインドネシア国有石油・ガス会社プルタミナ社、大手エネルギー会社メドコ・エナジー・インターナショナル社(メドコ社)の間で2007年12月に設立。これまでプラント建設のための基本設計作業やプロジェクト関連諸契約の交渉を含む事業化の調査を行ってきた。 

 三菱商事では、今回の投資にあわせ特定目的会社(SPC)経由での出資へと変更するとともに、メドコ社の資金拠出分の一部を同SPCが引き受ける。これによりDSLNG社の同SPC出資比率を59.9%に引き上げる。また、同SPCにはすでに韓国ガス公社が25%出資することで合意している。
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