• 2011/07/06 掲載

楽天証券、「Oracle Exadata」で基幹データベースシステムを全面刷新 発注処理が200%高速化

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楽天証券はオラクルのデータベース・マシン「Oracle Exadata」を用いて、同社の新基幹データベースシステムを刷新し、3月から稼働を開始していると発表した。
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オラクルのデータベースアプライアンス「Oracle Exadata」
 楽天証券では、2005年の取引急増を発端として、基幹データベースの安定稼働に向けたシステムの刷新が最大の経営課題となっていた。そこで、2010年3月、システムのさらなる安定的運用体制整備を目的とする、「Oracle Exadata」を活用した次期基幹データベース構築プロジェクトを発足し、2011年3月、新基幹データベースの稼働を開始した。

 本プロジェクトでは、データベース障害が発生した際にサービス継続可能な環境の実現、メンテナンス時間の短縮、夜間取引停止時間の短縮を大きな柱とし、システムの刷新を進めたという。

 そのなかで、基幹システムの高可用性を実現する「Oracle Maximum Availability Architecture」を導入。これにより、新システムのデータベース基盤を既存のハイエンドサーバーから「Oracle Exadata」2台に刷新した。

 また、楽天証券は、オラクルデータベースのデータ保護機能「Oracle Data Guard」とオラクルのデータ統合技術「Oracle GoldenGate」を活用することで、大規模なシステムの移行時などに発生しやすい障害への対策を強化したという。

 新オンライン証券取引システムでは、発注処理が最大200%高速化、株価参照取引処理の時間が最大700%高速化し、夜間バッチ処理が100分から60分に短縮、旧環境と比較して電力消費量を43%削減し、開発体制や品質管理体制が強化できたという。

 本プロジェクトは、新日鉄ソリューションズが担当した。

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