「スマートフォン セキュアアクセスサービス」は、同社のクラウドサービス「SecureOnline」を利用したクラウド型サービス。本サービスは、社内へのVPN接続と2要素認証（パスワード認証と端末ID認証）が用いられ、あらかじめアクセスを許可したスマートフォンのみ社内情報を閲覧することが可能になる。

　専用のドキュメントビューアにより、メールの添付ファイルや社内ファイルサーバのドキュメントファイルや画像ファイル、およびイントラネット上のコンテンツを高速・高精度に再現し、スマートフォンで閲覧できる。また、シンクライアント方式の採用で、閲覧するスマートフォンに一切データを残さないため、端末紛失時の情報漏えいを防ぐ。

　現在、メールとスケジュール/アドレス帳の閲覧が可能なグループウェアとしてはLotus Notes/DominoとMicrosoft Exchange Serverに対応しており、さらに10月上旬に日立製作所のスマートフォン対応グループウェア「Groupmax Smartphone」への対応を予定。

　日立ソリューションズでは、「スマートフォン セキュアアクセスサービス」の販売を推進し、2013年度に3億円の売上を目指す。