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- 2011/08/08 掲載
スマートフォンは社内に持ち込ませるべきか?企業がマルチデバイス時代に備える方法--米IDC トム・メイネリ氏インタビュー
2015年のデバイス総数は17億台、1人が複数台のデバイスを使い分ける時代に
いま、最もホットなデバイスはメディアタブレットでしょう。IDCの調査では、メディアタブレットの2010年の出荷台数は全世界で1800万台でしたが、2011年には5400万台となり、2015年には1億2800万台になると予想しています。
ただし、PCは依然として重要な役割を担い続けると考えています。メディアタブレットは追加的なデバイスであり、けっしてPCに置き換わるものではありません。PCの出荷台数は長期的に伸び続け、2015年には全世界で5億台を突破すると予想しています。
一方、急激な伸びを示すのがスマートフォンです。まず、2011年にはスマートフォンの出荷台数がPCを超えるでしょう。そして、その数は2015年には年間10億台に達すると予想しています。
プラットフォーム別に見ると、2010年のデバイス総数は7億台で、そのうち約5割がウィンテルです。これが2015年には、総数が17億台となり、ウィンテルが28%、アンドロイドが25%、iOSが15%程度になると予想しています。
【次ページ】マルチデバイス時代に重要なデジタルアイデンティティ
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