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  • 2011/10/17

NEC、リチウムイオン電池の寿命を2倍以上にする技術を開発

NECは17日、マンガン系リチウムイオン二次電池で、寿命を従来比2倍以上(同社比)に向上する技術を開発したと発表した。

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開発したリチウムイオン二次電池
 NECが新たに開発した技術は、新開発の添加剤を電池の構成要素である電解液に加え、従来のマンガン系正極/炭素負極の電極と組み合わせるもの。

 開発した電解液の基礎評価を行ったところ、抵抗上昇を従来比1/2以下、サイクル寿命を従来比1.5倍~3倍と、繰り返し充放電による容量の低下を大幅に抑えた。

 また、試作した電池を用いて耐久性評価実験を行ったところ、23,500サイクル(連続4年以上)の充放電を行い初期容量の83%(25℃)を維持することを実証した。

 これにより、一般的な家庭のエネルギー消費パターンに基づいて寿命予測を行った場合、充電可能な容量が初期の70%に低下するまでの年数が、従来の約5年から約13年、同50%では約15年から約33年となり、2倍以上の長寿命化を実現したという。

 開発した電池技術は、家庭やビルへの設置だけでなく、より高い耐久性が要求される電力系統の安定化を目的とした大規模蓄電システムへの利用にも適しているという。

 NECは今後も研究開発を進め、エネルギー密度の高いセルへの本技術の適用を目指す。

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