- 2026/02/14 掲載
米国株式市場=3指数が週間で下落、AI巡る懸念継続
Twesha Dikshit
[13日 ロイター] - 米国株式市場では、主要株価3指数が軒並み週間で下落した。人工知能(AI)による混乱への懸念が残る中、S&P総合500種は小幅に反発して取引を終えた。ナスダック総合は小幅安。大型ハイテク株と通信サービス株が足かせとなった。
この日発表された1月の消費者物価指数(CPI)は前年比で2.4%上昇と、伸びは前月の2.7%から縮小し、市場予想の2.5%も下回った。前月比も0.2%上昇と、前月の0.3%から鈍化した。
CMEのフェドウオッチによると、CPIの結果を受け、市場が織り込むFRBが6月会合で25ベーシスポイント(bp)の利下げを行う確率は52.3%と、発表前の48.9%から小幅上昇した。
スパルタン・キャピタル・セキュリティーズのチーフ市場エコノミスト、ピーター・カルディーロ氏は「これは良い数字だ。FRBの目標である2%には依然として遠いが、インフレは加速しておらず、関税によるインフレへの影響という懸念にようやく光明が見え始めているのかもしれない。(関税の影響)は依然として顕著だが、緩和しつつある」と述べた。
週間では、S&Pが1.39%、ナスダックが2.1%、ダウ工業株30種が1.23%、それぞれ下落し、いずれも昨年11月以来の下落幅となった。
足元の株式市場は、AIによる混乱への懸念から、ソフトウェア関連や保険、運輸に至る幅広いセクターで売りが広がり記録的な高値から後退しているものの、この日は、S&P総合500種ソフトウエア・サービス指数が0.9%上昇。ディフェンシブセクターの公益事業が2.69%、不動産が1.48%上昇し、S&P500の主要11業種では、値上がり率が最も大きかった。ヘルスケアも上昇。デクスコムが7.6%、モデルナが5.3%、第4・四半期決算発表後に急騰した。
一方、大型ハイテク株は軟調。エヌビディアとアップルの下げがきつかった。一方、アプライド・マテリアルズは8.1%上昇。第2・四半期の売上高と利益が市場予想を上回るとの見通しを好感した。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.57対1の比率で上回った。ナスダックでは値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.92対1の比率で上回った
米取引所の合算出来高は186億1000万株。直近20営業日の平均は207億5000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 49500. +48.9 +0.10 49439 49743 4908
93 5 .58 .98 4.35
前営業日終値 49451.
98
ナスダック総合 22546. -50.4 -0.22 22561 22742 2240
67 8 .46 .06 2.38
前営業日終値 22597.
15
S&P総合500種 6836.1 +3.41 +0.05 6834. 6881. 6794
7 27 96 .55
前営業日終値 6832.7
6
ダウ輸送株20種 19343. +317. +1.67
32 69
ダウ公共株15種 1171.1 +29.7 +2.61
8 7
フィラデルフィア半導体 8137.8 +53.1 +0.66
6 6
VIX指数 20.60 -0.22 -1.06
S&P一般消費財 1832.2 -1.47 -0.08
0
S&P素材 669.59 +7.31 +1.10
S&P工業 1474.0 +12.1 +0.83
5 0
S&P主要消費財 999.63 +1.92 +0.19
S&P金融 857.56 -0.59 -0.07
S&P不動産 276.38 +4.04 +1.48
S&Pエネルギー 833.91 +4.52 +0.55
S&Pヘルスケア 1835.9 +18.3 +1.01
2 3
S&P通信サービス 441.14 -3.37 -0.76
S&P情報技術 5402.5 -28.4 -0.52
9 2
S&P公益事業 471.68 +12.3 +2.69
6
NYSE出来高 14.71億
株
シカゴ日経先物3月限 ドル建て 57630 + 640 大阪比
シカゴ日経先物3月限 円建て 57600 + 610 大阪比
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