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  • 2013/05/15

4割近い企業にBYODのリスク、解決策として注目されているクラウドサービスを探る

個人所有のデバイスを業務利用するBYODは、現実にはどの程度広がっているのだろうか。ソフトバンクビジネス+ITでは、BYODについての簡易アンケート調査を実施、579名から回答を得た。この結果から見えたBYODのリスクを明らかにするとともに、解決策として注目されているIT活用手法を探った。

■調査名:在宅勤務、災害対策としてのIT活用、ならびに私物持ち込みの実態
■調査方法:インターネットアンケート
■有効回答数:企業につとめているビジネスパーソン579名
■ソフトバンク ビジネス+IT編集部調べ

ルールの不在や勝手な持ち込みが目立つBYODの実態

 アンケートでは、BYODの認可状況に関する調査を行った。下図がその結果だ。

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 全従業員が許可されている企業は26%、一部で許可されている企業は9%となり、全体の35%の企業が何らかの形でBYODを導入している結果となった。一方、持ち込みが一切許可されていない企業は26%であった。

 これに対し、「ルールなどはあるが、守られておらず勝手に持ち込んでいる」(7%)、「ルールの存在は不明だが、持ち込んでいる」(13%)と合わせて2割が明らかに危うい状況にあることがわかった。さらに「ルールの存在は不明だが、持ち込んでいない」(13%)は、内部統制やルール徹底が行き届いておらず、潜在的な危険層と言える。これらを合わせて36%の企業は、明らかにBYODに関する問題(リスク)を抱えていると言えるだろう。

 そもそも、ルールがあるのに守られていなかったり、ルールの存在さえ不明だったりする時点で、情報漏えいが発生しても言い訳できない。仮に、この状態で、大切な顧客とのメールが保存された私物スマートフォンが盗難にあったら、企業のダメージは計り知れないだろう。

 一方で利用意向も高い。下記は私物の持ち込みに関する意向を聞いた調査だ。6割が私物の持ち込みに対して前向きな回答が得られた。

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 もちろん企業側の事情は推察はできる。おそらくは、ここ数年で急速に普及したスマートデバイスに、企業側のポリシー策定やセキュリティ対策が追いついていない、というのが実態ではないだろうか。

 対策が不十分なら、最も手っ取り早い対応は、BYODを全面禁止にすることだ。しかし、それでは競争力を維持できないのも事実だ。だからといって、すべてのデバイスを企業側が準備・配布したら、コストも手間もかかる。結果的に、何もしないままズルズルと時間だけが経過し、状況はさらに悪化する。調査結果からは、こうした現実が透けて見える。

 BYODを採用し、社員所有のデバイスを利用して社員の機動性を活かしてビジネスを推進したいが、セキュリティ性や企業側の管理が追いついてない…そんなジレンマが多くの企業に存在し、解決の手段に辿り着いていない現状が明確となった。ユーザー側は手慣れた自己所有のデバイスを利用し、なおかつ、固定のオフィスに縛られることなく業務を行いたい。また、企業側も、個人所有のデバイスを業務で有効活用してもらい、機動性のあるビジネスを推進したい…そんな、ユーザー側、企業側双方に大いにメリットがあるはずのBYODが、ITインフラ上の理由からボトルネックとなって停滞してしまっているのである。

セキュリティ性や企業側の管理性を担保しつつBYODを実現する手段とは?

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アセンテック
営業開発部
部長
小山田 守 氏
 アンケート結果に対して、BYODソリューションを扱う専門家にも話を聞いた。アセンテック 営業開発部 部長 小山田 守 氏は次のように指摘する。

「BYODを実現するリモートPCソリューションはソフトウェアを含めて多くありますが、その大半はセキュリティ性や管理性に課題があり、企業利用には十分とは言えないものです。しかし、そういったセキュリティ性や管理性を担保するソリューションがあればBYODは今後大きく推進されていくと考えています。なぜなら、BYODは企業側、そして、社員側に多くのメリットをもたらすものと言えるからです。」(小山田氏)

 2013年5月8日に国内で日本語版サービスが開始された、米シトリックス社のリモートPC クラウドサービス「GoToMyPC」は、グローバルで73%のシェアを持つ、デファクトスタンダードと呼べるクラウドサービスだ。GoToMyPCは、企業利用でも全く問題のないセキュリティ性と管理性を持ち、Windowsデバイスはもちろん、MacやiPhone/iPad、Androidなど多様なデバイスからオフィスのPCに簡単に接続できる。

「GoToMyPCは、年間使用料(ホストPC 1シート)1万4,400円という低価格にくわえ、構築費用、初期費用、保守サポート費用、すべてがゼロとなっており、コスト的に非常に利用しやすくなっています。また、極めてシンプルでユーザーが容易に利用できるクラウドサービスです。」(小山田氏)

 では、BYOD採用の障壁となっている、企業利用を念頭に置いたセキュリティ性や可用性、管理性といった部分はどうであろうか。

「「GoToMyPC」は、企業が求める、可用性や、セキュリティ性や管理性も万全と言えます。東京、上海、香港、シドニー、サンノゼ、ラスベガス、シカゴ、アトランタ、ワシントンDC、アムステルダム、フランクフルトの世界11拠点にデータセンターを配置し、最適なセンターから動的にサービスを提供しています。また、エンドツーエンドの常時128-bit AES 暗号化というオンラインバンキング並のセキュリティ性を有しています。そして、ユーザーとグループをリアルタイムでアクセス制御し、情報保護に関する機能も細かに設定可能といった、高度な管理性も有し、企業利用に最適な安全性を担保しています。」(小山田氏)

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GoToMyPCの利用画面

 実際に、GoToMyPCのような高機能なリモートPCクラウドサービスへのニーズは高く、ユーザーの立場によって具体的なニーズははっきりしていると、小山田氏は次のように説明する。

「経営層、ビジネスパーソン、プロフェッショナル、Macユーザーの4つの立場で利用シーンが異なります。

 まず、経営層からは、iPad miniサイズのデバイスを使って、プレゼンテーション資料の作成、メールやスケジュールの確認、決済などを安全に行いたいという声をよく聞きます。GoToMyPCであれば、マルチデバイスで動作するほか、高い安全性を確保しているので、こうした不安は払拭できます。

 次にビジネスパーソンからは、商品情報や顧客情報などが古いホスト上にあるため、ノートPCからでないとアクセスできないという声を聞きますが、GoToMyPCが動作しているタブレットがあれば、会社のPCにアクセスして、こうしたデータを安全に確認できます。

 プロフェッショナルというのは、弁護士、医師、会計士、エンジニア、コンサルタント、教育関係等の方々です。こうした方々は、プロとして場所を問わない活動が要求されるため、拠点にあるPCに安全にアクセスできるGoToMyPCは非常に有用です。

 また、デザイナーといった業務でのMacユーザーにも非常に最適と言えます。デザインやDTP業務で利用されるMac環境でのIllustratorやPhotoshopといったソフトウェアも、Macはもちろん、Windows PC、iPhone、iPadなどさまざまなクライアントデバイスからリモートで利用が可能です。普段利用しているMac環境がそのまま利用できますので、アプリケーションのインストールやバージョン、フォントの有無なども一切気にする必要はありません。」(小山田氏)

BYODの課題解決のために

 今回の調査では、予想以上に私的なデバイスが企業内で無秩序に利用されている実態が見えてきた。しかも、デバイス利用のルールがなかったり、ルールはあっても守られていなかったりする可能性も確認できた。

 こうした企業は、早急に対策を打つべきなのはいうまでもない。その際には、ぜひGoToMyPCを検討してほしい。グローバルで約7割のシェアを持ち、MacやiPhone、iPad、Androidなどのマルチデバイスでアクセスでき、ローカルにデータを残すことなく社内と同じ業務が可能になるというのは魅力的なはずだ。さらにこれを低コストで実現できる。試用版も用意されているので、ぜひ実際に試していただきたい。

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