• 2013/09/02 掲載

設備投資、3四半期ぶりのプラス ソフトウェア投資は-13.5%--財務省

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財務省は2日、4-6月期の法人企業統計を発表した。これによると金融・保険業を除く全産業の設備投資は、前年同期比0.02%増の8兆3,106億円で、かろうじて3四半期ぶりのプラスとなった。
 業種別にみると、製造業では、輸送用機械、石油・石炭などで増加したものの、情報通信機械、金属製品、食料品などで減少したことから、製造業全体では対前年同期増加率はマイナス9.1%(前期マイナス8.3%)となった。

 一方、非製造業では、サービス業、情報通信業などで減少したものの、建設業、不動産業、卸売業、小売業などで増加したことから、非製造業全体では同5.6%(同マイナス1.5%)となった。

 資本金階層別でみると、10億円以上の階層は同マイナス1.1%(同マイナス4.9%)、1億円~10億円の階層は同マイナス2.4%(同マイナス1.4%)、1,000万円~1億円の階層は同4.0%(同マイナス2.7%)となった。

 また、ソフトウェア投資額は6,774億円で、同マイナス13.5%(同9.7%、前期投資額は1兆1,532億円)となった。ソフトウェア投資額を除いた設備投資額は7兆6,332億円で、同1.4%(同マイナス5.2%)となった。

 同時に発表された全産業の売上高は311兆6,656億円で、前年同期(313兆3,008億円)を1兆6,352億円下回り、同マイナス0.5%(同マイナス5.8%)となった。

 業種別にみると、製造業では、輸送用機械などで増収となったものの、食料品、生産用機械、情報通信機械などで減収となったことから、製造業全体では同マイナス3.9%(同マイナス6.6%)となった。

 一方、非製造業では、運輸業、郵便業、情報通信業、建設業などで減収となったものの、卸売業、小売業、サービス業、不動産業などで増収となったことから、非製造業全体では同1.0%増(同マイナス5.4%)となった。

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