NEC、「ビッグローブ」を投資ファンドの日本産業パートナーズへ売却

　NECは、1996年にISP事業を行う「BIGLOBE」を開始。2006年にはNECビッグローブ社を設立して、同事業を分離独立させた。

　同社は、2014年3月末を目処に株式の譲渡を完了。4月からは日本産業パートナーズが管理・運営・情報提供等を行う、日本産業第四号投資事業有限責任組合等が出資する特別目的会社のもと、事業運営が開始される。

　今回発表された売却先の日本産業パートナーズは、事業の選択と集中に取り組む企業が事業部門や子会社の外部への切り出し（カーブアウト）を行う際に投資を行い、その事業の成長を支援する「戦略的カーブアウト」の豊富な実績を有するという。

　また、NECがこれまでNECビッグローブのノウハウやサービスを利用して事業運営している企業向けサービス・ＳＩ事業については、従来どおり連携、継続していく予定。