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  • 2014/08/06

買収をせず成長を遂げるCommVault、日本での事業戦略を発表 TISと協業も

データと情報の統合管理ソリューションを提供するCommVault Systemsは5日、同社の事業戦略および製品について記者発表を行った。

企業買収をせず、100%自社開発で成長を遂げてきたCommVault

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CommVault Systems
会長 兼 最高経営責任者
ロバート・ハマー氏
 CommVault Systems(以下、CommVault)は米国ニュジャージー州に本社を構えるソフトウェアベンダー。バックアップ/リカバリ、スナップショット管理、仮想マシンの統合、レプリケーションといった機能を組み込んだ単一プラットフォーム「Simpana」を提供している。

 同社戦略発表会に登壇した会長 兼 最高経営責任者 ロバート・ハマー氏はCommVaultについて「これまで企業買収をおこなわず、有機的な成長を遂げてきた企業である」と語った。

「CommVaultの理念は『Solving Forward(時代を先取りした解決)』であり、どの競合他社よりもスピーディに、イノベーションを行うことを目指している。我々が企業買収をせず、自社開発を行う戦略を取り続けるのは、その方が自社製品の開発や製品に関するあらゆるトレーニングを迅速にし、結果的に効率的で投資効果が高いからだ」(ハマー氏)

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企業統合が進むIT業界において、CommVaultは100パーセント自社開発を貫いている。

 CommVaultのSimpanaプラットフォームは、個々にライセンシング可能なモジュール構成で、データの分析、レプリケーション、保護、アーカイブ、検索が行える。主な2つのライセシング方法は2種類あり、容量課金のプラットフォームでの提供と、プロダクト課金のモジュールごとの提供だ。

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Simpana購入のための2つのライセンスモデル

 今回は事業戦略発表とあわせて、CommVaultはTISとの協業を発表した。内容は、同社の「Simpana」ソフトウェアが、TISのクラウドサービス「TIS ENTERPRISE ONDEMAND Service DATA BACKUP Service」のサービス基盤として採用されたというものだ。

 TISでは、マネージドサービスプロバイダ(MSP)としてサブスクリプション契約に従い、Simpanaのバックアップ機能を提供する。ユーザーはTISの「DATA BACKUP Service」を月額従量制で利用できる。また、TISのマネージドクラウドデータバックアップ サービスを利用することで、バックアップ運用業務をTISに委託することも可能だという。

米国に次ぐIT予算規模を誇る日本での成長が不可欠

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CommVault Japan
エリア バイス プレジデント
大越 大造氏
 ハマー氏に続いて登壇したCommVault Japan バイスプレジデントの大越 大造氏は、ワールドワイドにおける日本市場の重要性を語った。

「日本のIT予算規模は、米国に次いで世界2位。成長達成に不可欠なマーケットです。また、日本においてCommVault製品の販売は100%パートナーセールス。さらに、今回協業を発表したTISなど、MSPとの関係性も強めていきたい」(大越氏)

 同社は2011年から2014年まで、ガートナー社のマジッククアドラント、エンタープライズ バックアップ/リカバリ ソフトウェア部門において4年連続「リーダー」のポジションに位置している。日本市場においては、パートナーとのエンゲージメントの重要性を強調し、市場開拓を進めていく考えだ。

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