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ライムライト・ネットワークス・ジャパン株式会社提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 2017/06/02

ライムライトCEOに聞く、3年後にはトラフィックの8割が動画になる時代のCDN戦略

動画コンテンツの増大やIoTの広がりによって、インターネットのトラフィックが爆発的に増大している。それと比例するかのように存在感を高めているのが、コンテンツ配信に特化したネットワーク網、コンテンツデリバリネットワーク(CDN)だ。中でも最先端のCDNベンダーとして知られるライムライト・ネットワークスは、コンテンツ配信を高速化するCDN事業だけでなく、DDoS対策などのセキュリティ事業にも力を注いでいる。来日した同社のCEO ボブ・レント氏に、最新の市場動向と同社の戦略を聞いた。


2020年までにインターネットトラフィックの82%を動画が占める

 インターネットのトラフィックは、いま急速な勢いで膨張している。背景には、動画の普及とIoTがある。ライムライト・ネットワークスによれば、2020年までにコンシューマ向けインターネットのトラフィックの82%はビデオ(動画)になるという。さらに、スマートデバイス向けのモバイルデータは2015年から2020にかけて8倍に拡大し、2020年までにIoTデバイスは263億台に達する。

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インターネットのトラフィックはこれからも加速度的に増え続ける。さらにサイバー攻撃の被害も無視できない状況だ

 ライムライト・ネットワークスは、動画をはじめとするコンテンツ配信を高速化するCDNベンダーとして知られている。世界中に張り巡らされたCDNネットワークにキャッシュサーバを分散配置し、コンテンツをキャッシュして、エンドユーザーに近いサーバから配信して表示を高速化する。さらに最近は、CDNネットワークを使ったDDoS対策ソリューションなど、Webサイトセキュリティサービスの強化にも近年力を入れている。

 もちろん、インターネットトラフィックの膨張は、同社のビジネスにとっては追い風だ。ただし、克服すべきさまざまな課題ももたらす。CEOのボブ・レント氏は、「3つのチャレンジが必要になります」と語る。

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ライムライト・ネットワークス
CEO
ボブ・レント氏

「1つはキャパシティです。適切な場所・時間にコンテンツを配置し、お客様が必要なコンテンツを必要なときに必要なデバイスに向けて配信できるだけのキャパシティを担保しなければなりません。

 2つめはソフトウェア開発です。特にセキュリティへのニーズが高まっているので、その開発と改善に注力する必要があります。

 3つめは、配信するコンテンツの質の担保です。コンテンツを最適なビットレートやフォーマットで最適なデバイスに配信し、エンドユーザーのユーザーエクスペリエンスを高めなければなりません」(レント氏)

顧客満足度を重視する姿勢と技術的な優位性が差別化につながる

 ただ、レント氏の指摘は多くのCDNベンダーにも共通した課題、取り組みでもある。CDNベンダー間の競争も激化する中、ライムライト・ネットワークスの差別化要因は何か。

「少し抽象的ですが、我々のCDNサービスは非常に洗練されているということは強調したいと思います。グローバルレベルでこれだけ高いサービスレベルを保てるCDNベンダーは、数社に限られます。我々はその1社です」(レント氏)

 では、その数社の中でのライムライト・ネットワークスの強みは何なのか。レント氏は次のように続ける。

「1点目は顧客密着型であることです。営業チームだけではなくソリューションエンジニアチーム、サポートチーム、バックオフィスも含めて我々は常にお客様の声に耳を傾け、お客様の要望を考慮したサービスを提供しています。毎年、お客様の満足度を定期的に計測していますが、なんと2013年以降、そのスコアは70.7ポイント上昇しました。

 今回、私が来日した最大の目的も、お客様の声を直接聞くことです。技術的には、クラウドストレージのパフォーマンス、そして動画の配信スピードを左右するリバッファリングのレートにおいて、グローバルでナンバー1の評価を得ています」(レント氏)

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顧客満足度は2013年以降、70.7ポイント上昇している

返金保証のキャンペーンも!「Limelight Orchestrate Platform」の強化点とは?

 ライムライト・ネットワークスは、5月17日、同社のソリューション「Limelight Orchestrate Platform」の強化を発表したばかりだ。これは、デジタルコンテンツビジネスを展開するために必要な複数のソリューションをまとめた統合型プラットフォームである。

 具体的には、多様なデバイスに最適な動画を配信する「Limelight Video Delivery Services」、CDNサービスの「Limelight Content Delivery Services」、大量のコンテンツを効率的に管理する「Limelight Origin Storage Service」、DDoS攻撃などのサイバー攻撃を防ぐ「Limelight Cloud Security Services」などから構成されている。

 今回の機能強化は多岐にわたるが、中でも強調すべきポイントは動画のパフォーマンスとセキュリティの強化だ。レント氏は次のように説明する。

「動画のリバッファリングを抑えることに成功したことで、動画配信のパフォーマンスが格段に向上しました。ある米国のお客様の場合、SD動画のリバッファリングは33%、HD動画は25%削減できました。また、グローバルで動画ストリーミングを提供しているお客様では、新興国でのモバイルデバイス向けのリバッファリングを41%削減できました。さらに、セキュリティメニューを強化したことで、よりセキュアにコンテンツを配信できるようになりました」(レント氏)

 なお、強化された「Limelight Orchestrate Platform」の発表に合わせて、同社ではオンライン動画のリバッファリングレートを10%以上削減することを保証するプロモーションを展開している。もしできなかった場合には、費用を返金するという。動画コンテンツのパフォーマンス改善を検討している企業は、ぜひ活用するとよいだろう。

アジア・パシフィック地域への投資が顕著に増加 今後5年間の方針とは

 同社はこれまで、ハードウェアおよびソフトウェアの両面でCDNネットワークへの投資を続けてきた。特にアジア・パシフィック地域では、2015年から2017年にかけて、サーバのキャパシティを315%増強したという。レント氏は、今後5年間の投資の方向性について、次のように述べた。

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アジア・パシフィック(APAC)地域のサーバキャパシティは2015年から315%も増強されている

「動画のトラフィック増に対応するため、今後も、サーバの増強を継続します。それはハードウェアの強化だけでなく、データの圧縮率を上げてサーバで処理できる量を上げるといったソフトウェア的な強化も含みます。また、セキュリティの強化も重要です。

 さらに、お客様に寄り添った営業やサポートを継続します。直近の話ですが、日本のゴールデンウィーク期間に、あるお客様のところで重大なトラブルが発生しました。我々は日本人スタッフとともに対応にあたり、問題を解決したところ、お客様からたいへん感謝されました。こうした顧客重視の姿勢は、今後も変わりません」(レント氏)

 なお、セキュリティに関しては、世界的に問題になったランサムウェア「WannaCry」の対策にも、同社のサービスが貢献した。被害の報告後、多くの企業がWindowsのセキュリティパッチをクライアントに配信したが、同社のCDNネットワークを介することで、高速かつスムーズに配信できたという。

東京オリンピックも支えるライムライト・ネットワークスのテクノロジー

 我々に身近なところでは、来年、2018年に開催される韓国の平昌(ピョンチャン)オリンピック、そして2020年の東京オリンピックでも、ライムライト・ネットワークスのソリューションが活躍する。

「我々は、これまでも米国のNFLやサッカーワールドカップなど、大規模なスポーツイベントのライブ配信を行ってきました。オリンピックに関しては、2012年のロンドンオリンピックから配信を支援しています。すでに平昌については、韓国大手の放送局と契約を結んでいますし、もちろん東京オリンピックについても配信をお手伝いすることになります」(レント氏)

 より高品質なコンテンツへのニーズ、多様なデバイスへの対応、そしてIoTデバイスの爆発的な増加など、今後も、インターネットのトラフィックは加速度的に増大する。そのトラフィックを受け止め、かつセキュアな環境を維持するうえで、ライムライト・ネットワークスの役割が、今後、さらに重要になるのは間違いない。コンテンツ配信に関わる企業は、ぜひ同社の今後の動向に注目していただきたい。


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会社情報
ライムライト・ネットワークス・ジャパン株式会社
URL: https://jp.limelight.com/
TEL: 03-5771-4230
所在地:  東京都港区北青山2丁目7番28号 NAビルディング 2F
事業内容: インターネットによるデジタルコンテンツ配信のためのソリューションの提供、サービス導入に関連するコンサルティングサービス


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