- 2022/11/26 掲載
英・欧州の年末商戦、物価高で今年は低調か W杯が客足に影響も
また、カタールで開催中のサッカーワールドカップ(W杯)の試合観戦が買い物客の出足に影響する可能性も指摘されている。
ブラックフライデー(米感謝祭翌日の金曜日)は伝統的に米年末商戦の幕開けとされてきたが、英・欧州など各国にも広がっている。
グローバルデータがバウチャーコーズ向けに実施した調査によると、英消費者はブラックフライデーの週末(25━28日)に87億ポンド(105億ドル)を支出する見通しと、前年から0.8%増加する可能性がある。バークレーカード・ペイメンツのデータによると、25日1300GMT(日本時間同日午後10時)時点で処理された支払い量は前年比0.7%増という。
欧州の価格比較サイト「Idealo」によると、イタリアではオンラインショッピング利用者の65%がブラックフライデーのセール期間中に買い物を計画。PwCフランスの調査では、フランスでは70%がブラックフライデーおよびインターネット通販の大規模セール「サイバーマンデー」に買い物をする予定と回答した。一方スペインでは、同期間中に買い物を予定している人は24%と低い比率にとどまっていることが、同国のデータから示されている。
また、アドビ・アナリティクスのデータによると、24日の米感謝祭当日のオンライン小売売上高は前年比約3%増の52億9000万ドルと、過去最高に達した。
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