• 2022/11/26 掲載

NY外為市場=ドル小幅高、来週のFRB議長講演に注目

ロイター

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[ニューヨーク 25日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、感謝祭の祝日明けで薄商いの中、ドルが広範な通貨に対して小幅高となった。ただ、米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが鈍化するとの観測の中、数カ月ぶりの安値近辺にとどまっている。

ユーロは対ドルで0.1%安の1.04015ドル。ただ今月半ばに付けた4カ月ぶり高値(1.0481ドル)近辺にとどまっている。

週間ベースでは0.7%上昇した。

ドルは対円で0.4%高の139.14円。

英ポンドは対ドルで0.21%安の1.2084ドル。英経済見通しに対する懸念が重しになった。

マネックス・ヨーロッパのシニア外為アナリスト、サイモン・ハーベイ氏は「今日は主だった発表もなく、流動性はかなり低かった」としている。

FRBの積極的な利上げを背景にドルは年初から全ての主要通貨に対して上昇。ただ、FRBが23日に公表した11月1─2日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、政策立案者の「かなり多数」が、利上げペース鈍化が「間もなく適切になる」との見方に同意したことが分かった。

こうした中、市場は30日にパウエルFRB議長が行う講演に注目。マネックスのハーベイ氏は「パウエル議長の発言は(前回FOMCの)11月2日以来となる。議長がこのところの金融情勢の緩和を押し戻さなければ、ドルに対する目先の支持は失われる」と述べた。

オフショア人民元は約0.3%安の1ドル=7.2071元。新型コロナウイルス感染拡大を巡る懸念が引き続き重しになっている。中国人民銀行(中央銀行)はこの日、銀行の預金準備率を25ベーシスポイント(bp)引き下げると発表した。12月5日から適用する。

暗号資産(仮想通貨)は引き続き不安定な取引が続き、ビットコインは0.6%安の1万6485ドル。

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