- 2022/11/28 掲載
稲盛和夫氏は「経営の師」=京セラ創業の地でお別れの会
京セラや第二電電(DDI、現KDDI)の創業者で、8月に90歳で亡くなった稲盛和夫氏のお別れの会が28日、京都市で開かれた。参列した日本電産の永守重信会長は、記者団に「稲盛さんは厳しい人だったが温かかった。われわれの仰ぐ師、経営の師だ」と語った。
稲盛氏は1959年に京都セラミック(現京セラ)を創業。66年に社長に就任し、世界的な電子部品メーカーへ導いた。84年には規制緩和を背景に電気通信分野に参入し、2000年にKDDIを誕生させたほか、経営破綻した日本航空の再建でも手腕を発揮した。
お別れの会では、献花会場と別の会場を設け、稲盛氏の写真や京セラ創業時からの業績などを展示。参列者が在りし日の姿をしのんだ。
【時事通信社】 〔写真説明〕稲盛和夫氏のお別れの会で献花する参列者=28日午前、京都市左京区の国立京都国際会館 〔写真説明〕稲盛和夫氏のお別れの会のメモリアル会場=28日午前、京都市左京区の国立京都国際会館
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