- 2022/11/28 掲載
原油先物は1ドル超下落、中国のコロナ抗議デモで需要懸念拡大
0110GMT(日本時間午前10時10分)時点で北海ブレント先物は1.01ドル(1.2%)安の1バレル=82.62ドル。米WTI先物は1.09ドル(1.4%)安の75.19ドル。いずれもその後下げ幅を拡大し、今年1月以来の安値を付けた。
日産証券の菊川弘之氏は、コロナ感染者急増を受けた中国の需要減退への懸念拡大に加え、政府の厳しいコロナ規制を巡り上海で起きた異例の抗議活動で政治的な不透明感が生じ、売りを誘ったと指摘。
WTIの取引レンジは70─75ドルに下がると予想した。また、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が12月4日に開く会合の結果やロシア産石油の価格上限次第で不安定な値動きが続く可能性があるとの見方を示した。
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