• 2022/12/14 掲載

FTX破綻、ずさんな経営と経験不足の幹部に起因 新CEOが証言

ロイター

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[ワシントン 13日 ロイター] - 経営破綻した暗号資産(仮想通貨)交換業者FTXのジョン・レイ新最高経営責任者(CEO)は13日、米下院金融サービス委員会での公聴会で証言し、ずさんな経営慣行と経験不足の幹部がFTXの破綻を招いたという見方を示した。

レイ氏は「FTXの崩壊は、極めて経験に乏しく洗練されていない少数の個人に絶対的な支配権が集中したことに起因しているようだ」と述べた。

さらに、FTXと暗号資産投資会社「アラメダ・リサーチ」の運営に実質的な違いはなく、密接な関係を保っていたとした上で、「記録管理は全く存在せず、これほどまでの内部統制の欠如は見たことがない」と語った。

グループ全体の保有資産を確保するには数週間、おそらく数カ月かかる見通しとした。

さらに、自身がCEO就任以降、FTXの顧客の資金がアラメダの資金と混同され、顧客が巨額の損失を被ったことを立証したとも述べた上で、関連情報を当局に提供する構えで、すでに内部調査の結果の一部を米証券取引委員会(SEC)や検察当局と共有したと明らかにした。

バハマ警察当局は12日、FTX創業者で前CEOのサム・バンクマンフリード容疑者(30)を逮捕。バハマ当局によると、米側に身柄が移送される見通し。 13日にはSECがバンクマンフリード容疑者を提訴した。

バンクマンフリード容疑者も、この日の公聴会で証言する予定となっていた。下院金融サービス委の委員長を務めるウォーターズ議員(民主党)は「残念ながら、このタイミングで逮捕されたことで、国民が必要な答えを得る機会を逸してしまった」と述べた。

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