• 2022/12/15 掲載

FRB議長、2%インフレ目標の変更「検討するつもりない」

ロイター

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[ワシントン 14日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は14日、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、インフレ目標を2%から変更する可能性をきっぱり否定した。

目標水準の引き上げを検討する可能性があるか問われ「それは検討していない。いかなる状況下でも検討するつもりはない」と言明。「われわれはインフレ目標を2%に維持し、われわれが有する政策手段を使って、インフレ率を2%に回帰させる」と強調した。

ただ、インフレ目標を改めて検証する「長期的なプロジェクト」が浮上する可能性はあるとも語った。

FOMC参加者が今回示した見通しは、インフレ抑制のための利上げによって来年は失業率が悪化し、経済が失速するというものだった。パウエル氏は「物価の安定を取り戻すのに完全に痛みのない方法があれば良いが、それはない。われわれは最善の方法を取っている」と述べた。

エコノミストの一部は、インフレ目標を2%から引き上げれば現在想定されているほどの利上げが必要ではなくなり、労働市場にそれほどの痛みをもたらさないと指摘する。

ただ、FRB当局者らは概して目標の変更に否定的姿勢を示してきた。現在の目標水準を適切と見なしているのに加え、目標を変更することでFRBの信頼性を損ねるリスクを認識しているとみられる。

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