- 2022/12/15 掲載
一時払い保険の利率上げ=15年半ぶり―日本生命
日本生命保険は15日、保険料を一括で払い込む一時払い終身保険の予定利率を引き上げると発表した。長期金利の上昇傾向を受け、2023年1月1日契約分から、現行の0.25%を0.60%に改定する。利率引き上げは07年7月以来、15年半ぶり。
予定利率は契約者に約束する運用利回りで、一般的に高いほど支払う保険料は少なくて済む。日銀の大規模金融緩和策に伴う運用難を受け、日生は13年4月以降、予定利率を段階的に下げてきた。足元では長期金利が上昇するなど運用環境が改善しつつあり、保険料に反映させる。
改定により、60歳男性が死亡保険金500万円の一時払い終身保険に加入した場合、保険料は現行に比べ30万4500円安い466万8450円となる。
【時事通信社】
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