- 2022/12/15 掲載
マスク氏、テスラ株36億ドル相当売却 年初から400億ドル近い売り
売却は14日までの3日間で行われた。マスク氏による10月のツイッター買収後では2回目のまとまったテスラ株売却となる。先月は約40億ドル相当を売却していた。
売却がツイッター買収に関係しているかは不明だが、テスラ株主はマスク氏がテスラよりもツイッターの経営に関心と資源を集中させているとの印象を受けている。
テスラ株を好む小口投資家を顧客に持つ証券会社IGマーケッツのアナリスト、トニー・シカモア氏は「(株売却は)事業の信頼向上につながる動きではないし、マスク氏の関心がどこにあるのかも物語っていない」と指摘。「テスラ株を持っている多くの投資家と話したが、マスク氏に激怒している」と語った。
テスラとマスク氏からはコメントを得られていない。リフィニティブのデータによると、マスク氏のテスラ株保有率は13.4%で、1年前の約17%から低下している。
テスラの株価は今年に入って半減し、S&P自動車株指数やナスダック総合よりも大きく下げている。
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