- 2023/01/05 掲載
財新の中国サービス部門PMI、12月は48.0 4カ月連続50割れ
新型コロナウイルスの感染拡大で需要が低迷した。前月の46.7からは上昇した。企業信頼感は17カ月ぶりの高水準だった。
厳格なゼロコロナ政策は12月初旬に解除されたが、新たな感染拡大が響いた。
生産と新規受注は4カ月連続で減少。外需は縮小に転じた。
ただ、今後1年については景気回復に強気な見方が目立った。ゼロコロナ政策の解除で消費拡大への期待が広がった。信頼感指数は17カ月ぶりの高水準。
人員削減と値上げは12月も続いた。投入価格の上昇率は鈍化した。
財新智庫のシニアエコノミスト、王哲氏は「高い社会的期待・信頼感の醸成だけでなく、雇用市場の安定と可処分所得の実質的な増加に向けたさまざな政策が並行して必要だ」と指摘。
製造業とサービス業を合わせた財新/S&P総合PMIは48.3と、前月の47.0から上昇。4カ月連続で50を下回った。
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