- 2023/01/06 掲載
長期金利0.5%、上昇鮮明=国債指標銘柄で政策修正後初
6日の東京債券市場で、この日発行されて新たに長期国債の指標銘柄となった新発10年物国債(第369回債)の流通利回りが0.5%となった。日銀が昨年12月に長期金利の上昇を容認する変動幅の上限を0.25%から0.5%に引き上げて以降、指標銘柄の利回りが0.5%となるのは初めて。市場では、大規模な金融緩和策の縮小観測が浮上し、金利上昇圧力が鮮明となっている。
国債の取引を仲介する日本相互証券によると、第369回債では、5日に行われた業者間の発行前取引で既に0.5%で売買が成立し、長期金利としては2015年7月以来7年半ぶりの水準に上昇していた。
【時事通信社】
関連コンテンツ
PR
PR
PR