- 2023/01/06 掲載
英住宅価格、第4四半期は金融危機以来の大幅下落=ハリファクス
12月は前月比1.5%低下。11月は2.4%低下だった。
10─12月は2.5%低下。08年12月─09年2月以来の大幅な下落率となった。
ハリファクスの住宅ローン担当ディレクター、キム・キナード氏は「金利上昇とともに生活費上昇が支払いにどの程度影響するかが不透明で、市場全体が減速している」と述べた。
ハリファクスは23年に住宅価格が8%低下すると予想している。英国では、新型コロナウイルスのパンデミック中に住宅価格が大幅に上昇しており、キナード氏によると、8%低下で21年4月の水準に戻るという。
12月は前年比で2.0%上昇。11月の4.6%上昇から鈍化し19年10月以来の鈍い伸びとなった。
キナード氏は、住宅市場は引き続き経済情勢の影響を受けると予想。買い手、売り手ともに慎重で、供給も需要も減退するとの見方を示した。
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