- 2023/01/09 掲載
米FRB、過剰利上げの回避「困難」 オバマ政権時代の高官指摘
ニューオーリンズで開催された米経済学会(AEA)年次総会での基調講演で述べた。
現在はカリフォルニア大学バークレー校の経済学教授であるローマー氏は、FRBはこの1年に政策金利を4%ポイント以上引き上げており、「今はまさにその効果が表れ始める時期に入っている」と指摘。
「タイムラグがあるため、政策立案者はいつ利上げをやめるか、あるいは軌道修正するかという非常に難しい決断に迫られる」と述べた。
その上で「必要以上の痛みを与えることなくインフレ率を引き下げたいのであれば、問題が完全に解決する前に方向転換する必要があるだろう」とした。
PR
PR
PR