- 2023/01/12 掲載
NY外為市場=ユーロ/ドル7カ月ぶり高値、米インフレ統計控え
ユーロ/ドルは1.07765ドルと5月31日以来の高値を付けた。終盤は0.15%高の1.07515ドル。
投資家は12日に予定されている米消費者物価指数(CPI)に注目している。米連邦準備理事会(FRB)当局者からは次の政策変更はデータ次第との声が相次いでいる。
市場が織り込む、次回連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%ポイントの利上げが決定される確率は約75%。フェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標は6月に4.947%に達した後、12月には4.465%に低下するとみられている。
ANZリサーチのアナリストは顧客向けメモで「FRB当局者はすぐに利下げすることはないと主張し続けているが、市場には年末までに今年の利上げが完全に巻き戻されるとの見方が織り込まれている。こうした織り込みが排除されれば、ドルへの逆風が弱まるかもしれない」と述べた。
ドル指数は0.01%高の103.26。
アジア通貨は、中国の再開が支援材料となり対ドルで上昇。中国人民元は5カ月ぶり高値の6.7763元に迫った。
豪ドル/米ドルは0.17%高の0.6905米ドル。オーストラリア連邦統計局が11日発表した11月の消費者物価指数(CPI)は前年比7.3%上昇と、10月の6.9%から伸びが加速した。
ドル/円 NY午後3時 132.41/132.43
始値 132.56
高値 132.87
安値 132.30
ユーロ/ドル NY午後3時 1.0761/1.0765
始値 1.0747
高値 1.0776
安値 1.0729
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