- 2023/01/13 掲載
韓国中銀、予想通り0.25%利上げ 政策金利14年ぶり水準
[ソウル 13日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)は13日、政策金利を予想通り25ベーシスポイント(bp)引き上げ、2008年12月以来の高水準となる3.50%とした。
ロイター調査ではエコノミスト40人中36人が25bpの利上げを予想していた。残り4人は政策金利が3.25%に据え置かれると見込んでいた。
21年8月に現在の引き締めサイクルが始まって以来10回目の利上げとなり、累計の利上げ幅は300bpとなった。多くのエコノミストは今回で引き締め局面が終了するとみている。
李昌ヨン総裁は今月、中銀が今年も物価安定に焦点を当てた政策スタンスを維持するとともに、経済のソフトランディング(軟着陸)達成にも注意を払うと述べた。
韓国の消費者物価指数(CPI)は昨年7月に前年比6.3%上昇と24年ぶりの高い伸びを記録して以来下落しているが、現在も5%前後と中銀が中期目標としている2%前後の2倍以上の水準にある。
李総裁は0210GMT(日本時間午前11時10分)に記者会見を開く。
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