- 2023/01/13 掲載
欧州復興開発銀、22年の域内投資は過去最高131億ユーロ
これまでの記録は、新型コロナウイルスのパンデミック(感染の世界的大流行)で打撃を受けた各国経済への支援を拡大した20年の110億ユーロだった。
22年の投資のうち17億ユーロがウクライナ向けで、必須のインフラやエネルギー・食品の確保、民間部門の支援に充てられた。また、年内にウクライナに総額30億ユーロを拠出する方針を改めて示した。
EBRDのルノーバッソ総裁は声明で「ウクライナでの戦争悲劇と、それに伴い発生した地域・世界の危機にもかかわらず、最高の予想を上回る投資となった」と述べた。
22年には、EBRDの資金拠出によるプロジェクトが431と前年の413から増加。ビジネス全体に対するグリーン経済への支援比率は全体の50%と前年の51%から小幅に低下したが、25年までにこの割合を半分以上にするとの目標は2年連続で達成した。
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