脱炭素車に改造も＝東京オートサロン開幕

改造車の祭典「東京オートサロン」が１３日、千葉市の幕張メッセで開幕した。脱炭素化の流れを受け、トヨタ自動車は電気自動車（ＥＶ）などに改造した車両を展示。国内外メーカーの電動車などを集めた関連イベントも行われた。

トヨタが公開したのは、乗用車「ＡＥ８６」を水素エンジン車とＥＶにそれぞれ改造した試作車。豊田章男社長は「新車をＥＶにするだけでは２０５０年のゼロカーボンは達成できない。保有車にも選択肢を残していくことが大切だ」と語った。

初出展の中国大手メーカー比亜迪（ＢＹＤ）の日本法人は、今年発売するＥＶ３車種をアピールした。

【時事通信社】 〔写真説明〕開幕した改造車の展示会「東京オートサロン」＝１３日、千葉市の幕張メッセ 〔写真説明〕初出展した比亜迪（ＢＹＤ）の電気自動車＝１３日、千葉市の幕張メッセ 〔写真説明〕トヨタ自動車が出展したカーボンニュートラル実現に向けた試作車と豊田章男社長（右）＝１３日、千葉市の幕張メッセ