- 2023/01/13 掲載
中国滴滴、来週にもアプリ提供再開 締め付け終了へ=関係筋
2年に及ぶテクノロジー部門に対する締め付けが終わりつつあることを示している。
関係者らによると、アプリ提供や新規ユーザー登録は21日から始まる旧正月の連休の前に承認される可能性がある。1週間の休暇の間に滴滴は新規顧客の獲得に着手し、事業の正常化に向けた作業を行うことができるという。
新型コロナウイルスの大流行で打撃を受けた経済活動を活性化するために政策当局者は民間部門の信頼回復に取り組んでおり、テクノロジー部門に期待をかけている。
アプリの提供再開は滴滴が1年半に及ぶ改革を完了したことを意味している。中国のサイバーセキュリティー規制当局、中国国家インターネット情報弁公室(CAC)は昨年7月、同社に12億ドルの罰金を課した。
関係者によれば、滴滴は既に罰金を支払った。中国のハイテク企業に科された罰金としては、2021年に電子商取引大手アリババ・グループが命じられた27億5000万ドルに次ぐ規模。
CACを中心とする規制当局は滴滴のアプリ再開を承認するためのプロセスに入っており、数日中に中国共産党幹部から正式な承認を得られる見込みという。
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