- 2023/01/14 掲載
最新鋭火力、2月から商業運転=JERA、姉崎発電所を公開
東京電力グループと中部電力が出資する発電会社JERA(ジェラ)は13日、姉崎火力発電所(千葉県市原市)に導入した最新鋭の発電設備を報道陣に公開した。同社は老朽化した6基のうち3基を順次新型に入れ替える計画で、2月から1号機の商業運転を開始する。効率化や脱炭素化を進め、電力の安定供給につなげたい考え。
1号機は最大出力約65万キロワットで、一般家庭約185万世帯分の電力を賄う。燃焼した液化天然ガス(LNG)と排ガスを利用して発電し、従来機と比べ発電効率は約1.5倍に向上、二酸化炭素(CO2)排出量は27%削減できる。亀井宏映所長は「世界最高レベルの効率を実現した」と強調した。
【時事通信社】 〔写真説明〕JERAが姉崎火力発電所に導入した最新鋭の火力発電設備=13日午後、千葉県市原市 〔写真説明〕JERA姉崎火力発電所の中央操作室=13日午後、千葉県市原市
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