- 2023/01/14 掲載
飯田亮氏死去、89歳=セコム創業者
警備会社最大手セコムの創業者・顧問の飯田亮(いいだ・まこと)氏が7日午前7時4分、心不全のため東京都内で死去した。89歳だった。東京都出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は長女尾関(おぜき)まみさん。後日、お別れの会を開く。
学習院大政経卒。1962年、学生時代の友人と国内で初めてとなる警備保障会社「日本警備保障」(現セコム)を設立し、社長に就任。64年には東京五輪の選手村を警備し、警備業の認知を高めた。会社は人気テレビドラマ「ザ・ガードマン」のモデルにもなった。
防犯・防火センサーを付け遠隔監視するオンライン安全システムを開発するなど業界を常にリードし、東証プライム市場に上場する有力企業に育て上げた。会長を経て97年に最高顧問、2022年6月に現職に就いていた。
【時事通信社】 〔写真説明〕飯田亮セコム創業者 〔写真説明〕独立行政法人に関する有識者会議初会合に出席する飯田亮座長(当時セコム最高顧問、奥中央)=2004年9月、首相官邸
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