ＮＹ株反落、３９１ドル安＝企業業績に不安

【ニューヨーク時事】連休明け１７日のニューヨーク株式相場は、米金融大手ゴールドマン・サックスの予想を下回る決算を受け、企業業績への不安が広がり、反落した。優良株で構成するダウ工業株３０種平均は前週末終値比３９１．７６ドル安の３万３９１０．８５ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は１５．９５ポイント高の１万１０９５．１１で引けた。

ゴールドマンが朝方発表した２０２２年１０～１２月期決算は、調整後の１株当たりの利益が市場予想を大きく下回ったほか、米保険大手トラベラーズも純利益が大幅減益になるとの見通しを示した。発表が本格化する米企業決算への懸念が高まり、幅広い銘柄が売られた。

【時事通信社】