- 2023/02/03 掲載
米労働生産性、22年第4四半期は3.0%上昇
第3・四半期分の上昇率は1.4%と、前回発表された速報値の0.8%から上方改定された。
第4・四半期の前年同期比は1.5%低下。22年の年間は1.3%下げた。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響によって労働者の構成が大きく変わったため、生産性の明確な測定が難しくなっている側面がある。
第4・四半期の生産単位当たりの報酬を示す単位労働コストは前期比1.1%上昇。第3・四半期は2.0%上げていた。
第4・四半期の前年同期比は4.5%上昇。22年の年間は5.7%上昇し、米連邦準備理事会(FRB)が目標とするインフレ率2%を大きく上回る水準となった。
FRBは1日、政策金利を25ベーシスポイント引き上げて4.50─4.75%にすることを決定。政策金利を「継続的に引き上げる」と表明した。
第4・四半期の時間当たりの労働報酬は前期比4.1%増。第3・四半期は3.4%増えていた。第4・四半期の前年同期比は3.0%増、22年の年間は4.4%増えた。
関連コンテンツ
PR
PR
PR