- 2023/02/07 掲載
台湾輸出、1月は-21.2% 中国向け低調で5カ月連続減
ロイターがまとめた市場予想は20%減、12月は12.1%減だった。
財政部は年初の世界的な需要低下という季節的要因と、旧正月が1月に当たり稼働日が少なかったことが輸出減少の背景と分析した。
電子部品の輸出は20.1%減の127億2000万ドルと、11年ぶりの大幅な落ち込みとなった。半導体輸出は18.3%減少した。
台湾の最大の貿易相手国である中国への輸出は104億4000万ドルと33.5%減少した。中国が厳格な新型コロナウイルス感染対策を転換したものの、マイナス幅は12月の16.4%から拡大した。
財政部は主要国の金融引き締め、ウクライナ戦争、米中貿易摩擦などが需要を圧迫すると予想した。
「短期的に大きく回復することは容易ではない」とし、2月の輸出は前年比7─11%縮小し、第1・四半期は約10%減少する可能性があるとの見通しを示した。
1月の対米輸出は14.5%減少した。前月は2.6%減だった。
1月の輸入は16.6%減の291億7000万ドルとなった。市場予想は18.2%減、12月は11.4%減だった。
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