- 2023/02/08 掲載
印アダニ、独立機関による評価検討 空売り業者の批判受け
アダニ・グループを巡っては、負債水準やタックスヘイブン(租税回避地)の利用、株価操作といった問題を指摘するリポートが1月24日に公表された後、グループ企業の株価が一時急落するなど混乱した。
アダニ・グループは、全ての法律を順守し、必要な情報開示も行ってきたと疑惑を否定している。
アダニ・グリーン・エナジー、アダニ・ポーツ・アンド・スペシャル・エコノミック・ゾーン、アンブジャ・セメントのグループ企業3社の四半期収益の開示書類で、空売り業者が「一部(グループ企業に対する)特定の問題」を指摘したことに言及、問題について調査する可能性があることを初めて明らかにした。
アダニ・グリーンは「アダニ・グループ企業の経営陣は、当該問題や、法律・規制の順守、特定取引の問題について、独立機関による評価実施を検討している」とした。問題の具体的な内容には触れなかった。
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