- 2023/02/08 掲載
中国短期金利が2年ぶり高水準、信用需要が回復
翌日物加重平均レポ金利は正午時点で2.3589%と、2年ぶりの高水準に達した。前日終盤から約8ベーシスポイント(bp)上昇した。
人民銀は春節(旧正月)の連休前にリバースレポを通じて大規模な資金供給を実施。これが満期を迎えたことから、人民銀は金利上昇を抑制するため、多額の資金供給を迫られた。
人民銀はきょう、公開市場操作(オペ)で7日物リバースレポを通じて6410億元(約945億4000万ドル)を供給した。これは1日の供給額としては過去3年間で最大。
シティのアナリストは「信用需要が回復し始めた可能性があり、信用の伸びの主要な原動力になるだろう」と指摘。「年初に信用に占める割合が高かった法人向け信用が先に回復する可能性がある」との見方を示した。
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