• 2023/02/14 掲載

米企業、労働市場の逼迫で「業績リセッション」の可能性

ロイター

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[ニューヨーク 13日 ロイター] - 米企業の業績悪化は、第4・四半期の低迷にとどまらず、労働市場の逼迫で今年上期も続く可能性がある。

米S&P総合500種指数採用企業のうち344社がこれまで第4・四半期決算を発表したが、リフィニティブIBESデータに基づく現時点での主要企業の利益は、前年同期比2.8%の減少が見込まれている。

2023年第1・四半期については、3.7%、第2・四半期は3.1%の減益が見込まれている。

クレディ・スイスによると、第4・四半期の企業業績は、景気後退(リセッション)時期を除いた過去24年間で最悪となる見通し。

第1・四半期も減益となれば、2四半期連続で減益となる「業績リセッション」となる。業績リセッションは、新型コロナウイルス禍で企業の収益が大きく落ち込んだ20年以降、初めてとなる。

クレディ・スイスの米国株式チーフストラテジスト、ジョナサン・ゴルブ氏は「明らかなのは、2023年の(収益の)数字の減少ペースが(通常より)悪いということだ」と述べた。

同氏や他のストラテジストは、収益減少の主な要因として労働市場の逼迫を挙げている。労働関連コストの上昇は、他のコスト圧力よりも粘着性が高いと指摘する。

1月の雇用統計では、非農業部門雇用者数は51万7000人増加し、市場予想を上回る伸びとなった。失業率は3.4%と53年半超ぶりの低水準とななり、労働市場の引き締まりが続いていることが示された。

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