- 2023/02/14 掲載
2月豪消費者信頼感は急低下、前月の上昇打ち消す 利上げ影響
指数は78.5で、悲観的な見方が楽観的な見方を圧倒的に上回っていることを示す水準。
オーストラリア準備銀行(中央銀行)は今月7日、政策金利を10年ぶりの高水準に引き上げ、追加利上げが必要になるとの見通しを改めて示した。
これを受けて住宅ローンの借り手の心理が特に悪化した。
ウエストパックのシニアエコノミスト、マシュー・ハッサン氏は今回の調査について、中銀の政策決定をまたいでおり、利上げ前の指数が83.5だったのに対し、利上げ後は74.8まで落ち込んだと指摘。
「消費者への圧力が強まっているという明確な警告を発している」と述べ、今後数カ月で支出が急激に減速すると予想した。
住宅ローンを抱える回答者の信頼感は前月比13.5%低下。前年比では30%以上落ち込んだ。
1年前と比較した家計の状況を示す指数は8.0%低下。今後1年の家計見通しの指数も6.7%低下した。
今後1年と5年の景気見通しを示す指数はそれぞれ7.7%、2.8%低下した。
主要な家庭用品を購入するのに適した時期であるかどうかに関する指数は10.1%低下した。
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