- 2023/02/16 掲載
豪NAB、10─12月期キャッシュ利益は19%増 金利上昇で
ビジブル・アルファによれば、アナリストは20億1000万ドルのキャッシュ利益を予想していた。
また、90日以上利息の支払いが滞っている、いわゆる不良債権の総融資・引受額に占める割合は12月末時点で0.62%と、9月末の0.66%からに低下した。
NABは一方、金利上昇は経済成長と住宅価格の軟化なども引き起こしているとし、「このような状況の変化と生活費の圧迫が相まって、一部顧客には困難が生じると考えている」とした。
純利ざやは12ベーシスポイント上昇して1.79%。12月末時点の普通株Tier1比率(CET1)は11.3%と、9月末時点の11.51%から低下した。
シティバンクのアナリストはノートで「決算からは、資産価格問題が適切に管理されれば、金利上昇は引き続き純利ざやの追い風になると読み取れる。とはいえ、純利ざやは23年下半期にピークを迎えるとの見方は維持している」とした。
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