- 2023/02/27 掲載
米バークシャー、昨年の営業利益は過去最高 第4四半期は減益
バフェット氏は株主宛ての年次書簡で、物価高騰や金利上昇、サプライチェーン(供給網)混乱といったさまざまな重圧を受けても多くの事業は持ちこたえ、同社に「良い年」になったと総括した。
第4・四半期に約163億ドルの株式を売却し、現金保有を1286億ドルに増やした。自社株買いも強化し、昨年末までの26億ドルに加え、年初の1カ月半でさらに約7億ドル分を買い戻した。
昨年のバークシャー株はS&P総合500種指数を22%アウトパフォームした。ただ、今年はこれまで1.5%下落しており、S&P総合500種の3.4%上昇に後れを取っている。
第4・四半期の営業利益は為替の影響や金利上昇を受けて8%減の67億1000万ドル、1クラスA株当たり利益は4596ドルだった。純利益は54%減の181億6000万ドルだった。
通年の純損益は228億2000万ドルの赤字を記録。アップルなどの保有株の評価額が下がった。
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