- 2023/02/27 掲載
世界の資産運用会社、責任投資の方針と実践になお深刻な差=調査
ESG(環境・社会・企業統治)リスクを考慮した投資戦略や、気候、人々、自然界にプラスの影響を与えるとみられる企業への投資は世界中で何兆ドルもの資金を集めている。
しかし、調査対象となった資産運用会社77社のうち3分の2(運用資産60兆ドル相当)は「責任投資に関する方針と実践に深刻な差」があるとリポートは指摘する。
自然界への悪影響を評価・防止していなかったり、企業のバリューチェーンに関連するスコープ3の排出量を気候変動目標に含めていなかったりするという。
シェアアクションは化石燃料投資の保有状況、短期的な排出削減目標の設定、意思決定への生物多様性政策反映など、数百に及ぶ指標について企業を評価した。
同業他社よりもパフォーマンスが著しく悪い運用会社の割合は、2020年の51%から23年には35%に減少した。
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