- 2023/02/28 掲載
メキシコ国営石油ペメックス、第4四半期は大幅赤字続く
売上高は前年同期比16%増の5193億ペソ(266億ドル)。国内販売が堅調だった。
しかしコスト増加と資産価値の悪化を背景に、純損益は1724億ペソ(88億4000万ドル)の赤字となった。前年同期の損益は上方改定され、1944億ペソの赤字だった。
2022年の1年間では12億ドルの利益を計上したが、ロシアのウクライナ侵攻を受けた原油価格の上昇で巨額の利益を上げた石油メジャーの多くに比べると小幅にとどまった。
昨年末時点の金融債務は7%減って1077億ドル。ロペスオブラドール政権からの支援が債務減少の主な要因だった。
ペメックスは主要な油田の老朽化によって過去数十年間で石油生産が半減し、債務が積み上がっている。
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