- 2023/02/28 掲載
緩和の出口考えられない状況は望ましくない=氷見野日銀副総裁候補
氷見野氏はマイナス金利に関し「金融機関の収益にマイナスの影響があるのは事実」とし、金融機関は歯を食いしばってがんばってきたと強調。その上で「銀行収益の影響は認識しているが、賃上げができる状況を作る方策を選ぶのが適切」と指摘し、現行の緩和策を評価した。
マイナス金利解除の国民への影響については「賃上げが実現せず出口を考えられない状況は望ましくない」とし、「出口を迎えられれば国民にもプラス」と答えた。
副総裁就任後は、金融庁時代の経験を活かし「日銀の若手が国際舞台で活躍するのを後押ししたい」と語った。
(和田崇彦、竹本能文、杉山健太郎 編集:石田仁志)
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