- 2023/03/02 掲載
消費者態度指数2月は0.1ポイント改善の31.1、判断据え置き
<賃上げ効果あるも物価高響く>
消費者態度指数を構成する個別の指標では、「収入の増え方」が前月比0.6ポイント上昇し36.2、「雇用環境」が同0.8ポイント上昇し38.0とそれぞれ改善した。一方、「暮らし向き」は前月比0.8ポイント低下の27.0、「耐久消費財の買い時判断」は同0.5ポイント低下の23.0となった。
内閣府では「賃金、雇用などが改善する一方、物価高が響いている」とみている。
消費者態度指数は2008年のリーマン・ショック前後30前後にあったが、09年からコロナ前の19年まで40前後で上下していた。
<物価5%超予想、過去最高>
1年後の物価見通しについては94.3%が上昇すると回答、1月の93.8%より増えた。
そのうち5%以上の上昇を見込む割合が66.8%と、1月の61.6%から増加し、過去最高となった。2%以上─5%未満の上昇幅との答えは22.7%(1月25.9%)、2%未満は4.8%(同6.3%)だった。
(竹本能文 編集:田中志保)
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