- 2023/03/15 掲載
米消費者物価、6.0%上昇=8カ月連続鈍化―2月
【ワシントン時事】米労働省が14日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比6.0%上昇した。伸びは昨年6月をピークに8カ月連続で鈍化した。2021年9月以来、1年5カ月ぶりの低い上昇率となったが、サービス価格が引き続き大幅に上昇し、インフレの根強さが改めて示された。
インフレ圧力を背景に、連邦準備制度理事会(FRB)は利上げ加速の可能性を示唆していた。しかし、中堅銀行シリコンバレー銀行(SVB)など2行が経営破綻し、市場の動揺が拡大。FRBは21、22日の政策会合で、金融安定の観点から利上げに関して慎重に判断するとみられる。
【時事通信社】 〔写真説明〕手提げ袋を持った人=米ニューヨーク(EPA時事)(資料)
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