• 2023/03/15 掲載

米、ファースト・リパブリックなど地銀の動向注視=政権高官

ロイター

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[ワシントン 14日 ロイター] - 米ホワイトハウス高官は14日、米中堅銀行のファースト・リパブリックや他の中小銀行の動向を注視していると述べた。

米当局は先週末、シリコンバレー銀行(SVB)とシグネチャー・バンクの破綻を受け、預金者を保護する措置を打ち出した。

高官は、他の銀行に依然として取り付けのリスクがあるかとの問いに、米銀行システムは当局が措置を講じなかった場合より「はるかに良い状態」にあると答え、預金者は資金が守られると自信を持つべきだと述べた。

「われわれは、この事態をうまく乗り切るために多くの時間を費やしている」とし、SVBと同様の規模の銀行に潜在的な問題がないか、財務省や米連邦預金保険公社(FDIC)と緊密に連絡を取っていると語った。

ファースト・リパブリックについては「動向を注視している。(他行より)やや大きなストレスを受けている銀行の1つだが、現時点で何らかの措置について発表することはない」とした。

また、ホワイトハウスは中小銀行から大手銀行への資金流出が起きているかもしれないと注視しており、銀行業界の健全な競争確保に引き続きコミットしていると語った。

ロイターは14日、米消費者がSVB破綻以降、JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカ、シティグループなど大手に預金を移しているとする複数の関係者の話を報じた。その1人は、移動された預金の総額は数十億ドルに上ると話した。

高官は、大手銀行に預金を移した人々も金融システムがうまく機能していると分かれば、中小銀行に預金を戻す可能性があると指摘した。

また、市場が幾分落ち着きを取り戻したのは好ましいとしながらも、政府の措置は投資家ではなく、預金者、消費者、中小企業を保護するために取ったものだと強調した。

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