ＳＶＢ貸出債権、アポロやブラックストーンなどＰＥが関心＝報道

［１４日　ロイター］ - 経営破綻した米シリコンバレー銀行（ＳＶＢ）の貸出債権について、アポロ・グローバル・マネジメントやブラックストーン、ＫＫＲといったプライベートエクイティー（ＰＥ）大手が関心を示している。ブルームバーグ・ニュースが１４日、関係者の話として伝えた。

ＳＶＢの貸出債権は買い手にとって魅力ある資産で、今回の破綻を招いた要因とは関係がないとみられている。

英紙フィナンシャル・タイムズも関係者の情報として、アレス・マネジメントやカーライル・グループといった投資会社がやはりこの貸出債権の取得に目を向けていると報じた。

ＳＶＢは１３日、持ち株会社など事業の戦略的選択肢を検討しており、最高リストラ責任者にウィリアム・コスチュロス氏を起用したと明らかにした。コスチュロス氏は２００８年の金融危機で破綻したワシントン・ミューチュアルの再建を手がけた。